「料理旅館すし米」は1913(大正2)年の創業で、今年でちょうど110年。
もとは初代・米次郎がすし屋として始めたことから、この屋号になりました。清流・上桂川は宿のすぐ下。京の都へ材木を運ぶ筏師を泊めるようになったのが旅館の始まりの様です。自慢は地元の川の天然鮎。鮎の塩焼きやお造り、寿司、天ぷら等の鮎づくしの会席はすし米名物となっております。「うるか(鮎の塩辛)」の石焼という他ではお目にかかれない佳肴がつくコースはおすすめです。
この鮎づくし会席を贔屓にしたのが、大正から昭和の半ばにかけて日本画家として活躍し、ともに現・京都市立芸術大学で学んだ堂本印象や福田平八郎、山口華楊ら画壇メンバーです。鮎の絵で有名な福田平八郎の貴重なスケッチ画も、宿に残されています。
鮎のシーズンは6月中旬から9月上旬。寒い時期なら、里山ならではのぼたん鍋がおすすめ。地元野菜もたっぷり煮込まれたスープで〆のうどんをいただく頃には、身体も芯からポカポカになります。
お茶を点てられる本格茶室のお部屋も
隠れ家のような小さな和風旅館「すし米」。お部屋は、1~2人(8畳)あるいは3~5人(10畳)のタイプのほか、自分でお茶を点てられる本格茶室付き特別室もあります。内輪のお茶会など、自分の感性で自由な過ごし方ができるのも魅力です。
木の香りも清々しいお風呂は、上桂川の伏流水を使用し、ミネラル分豊富なやわらかい湯あたり。里山ならではの静かなステイをお楽しみください。
▽料理旅館すし米
住所 京都市右京区京北周山町中ヶ市15-2
電話番号 075-852-0032
営業時間 チェックイン15:00/チェックアウト10:00
定休日 不定休
駐車場 有
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※この記事の情報は、2023年1月時点のものです。