京都の市街地より車で約1時間、比叡山の麓に広がる里山・大原。寒暖差が激しい大原で育てられる野菜は、甘みや苦み、旨みがはっきりしており、美味しいもの好き、料理好きからも人気です。「里の駅 大原」では、年間を通して大原の野菜が販売されていますが、イベント感覚で訪れるなら、毎週日曜日の早朝に開催されている「大原ふれあい朝市」がおすすめです。いつもより少し早起きして、ぜひおでかけしてみてくださいね。
大原や近郊の生産者から届く野菜を販売するほか、ランチや甘味をふるまう食事処がある「里の駅 大原」。
毎週日曜の朝6時からは、「里の駅大原 大原ふれあい朝市」が開催されています。地元・大原で採れた新鮮な野菜や、大原名物・しば漬けなどのお漬物、鯖寿司、花などをリーズナブルな価格で販売しています。
特に人気なのは、有機栽培や無農薬の野菜です。カラフルなにんじんや珍しいハーブなど、一般のスーパーマーケットではなかなか売られていない食材にも出会えるため、観光客、リピーターだけでなく京料理やイタリアン、フレンチの料理人も訪れています。生産者が店頭に立っているので、栽培のこだわりや美味しい調理法について聞くことができるのも魅力です。
「観光で来ているので、野菜を持ち帰るのは難しい」という方もご安心を。惣菜パンの販売のほか、その場で食べられるたこ焼きや豚汁、淹れたてコーヒーを出す屋台もあります。すぐ目の前にある畑を眺めながら、朝食を食べることもできます。
野菜も食べものも数量に限りがあるため、売り切れることもあります。できれば早い時間に訪れるのがおすすめです。
▽里の駅 大原
京都市左京区大原野村町1012
075-744-4321(里の駅大原内)
毎週日曜6:00〜9:00
https://www.satonoeki-ohara.com/market/
※この記事の情報は、2023年1月時点のものです。